昭和時代の西武鉄道 狭山線の101系と国分寺線の701系 1983.2.8 本線と狭山線の83年2月の車両のまとめ

101系 新101系 余話

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狭山線の101系

ツートンカラーの新101系231Fの下り列車。幕は西所沢-西武球場前。 下山口-西武球場前 1983.2.8
写真の231Fは、秩父鉄道乗り入れ改造後の1989年から秩父鉄道乗り入れ運用にも入りました。その後秩父鉄道へ。2ドア・クロスシート・3両編成化などの改造後、2006年から現在に至るまで急行「秩父路」用6000系6002編成として活躍中です。



夕方となり、途中駅の下山口で上下列車が交換する時間帯となりました。
西武球場前から戻ってきた231Fは「西所沢」表示です。
西所沢幕の231F(後追い撮影)。 下山口-西武球場前 1983.2.8

次に下ってきたのは101系105Fでした。
西武球場前行きの非冷房車101系105F。 下山口-西武球場前 1983.2.8
105Fは丸いベンチレータが屋根上に並ぶ非冷房車です。

「全編成が冷房車となった時期は101系の方が701系・801系より早い。○か×か?」なんて、クイズになりそうですね。
答えは×で、全編成が冷房車となった時期は701系・801系の方が早いです。
701系と801系の赤電は82年の年末までに全てHSCブレーキ化・冷房車改造のため所沢工場に入場したのに対して、101系のうち写真の105Fを含む24編成は、ウィキペディアによると84年以降に冷房化改造されました。

西武園発国分寺行きの701系冷改車  東村山 1983.2
所変わって東村山。
平日西武園競輪開催日には、国分寺発12:07~13:27の5本が西武園行となり、西武園発12:28~13:48の5本が国分寺行きとなりました。


余話 本線と狭山線 83年2月の車両

83年の2月の状況をまとめました。

新宿線は冷改701系グループ(401、501、701、801、新101改)、2000系、吊り掛け車でした。
  • 2000系は新宿線に配置され、全編成とも電連無しの6両固定編成でした。2400番台の2000系2両編成を初めて撮ったのは83年4月です。西武鉄道 2000系2400番台 2+2編成デビューの頃
  • 吊り掛け車は徐々に運用を減らし、83年12月のダイヤ改正で本線の旅客列車運用から外れました。

同じ2月の池袋線の車両は101系グループ(101系非冷房車、101系冷房車、新101系、301系)、冷改701系(4両編成4本程度)でした。

狭山線の通常期の4両編成には、徐々に支線用となりつつあった吊り掛け車(451系、571系、551系。車種は多摩川線を含む車両配置換えのため変わることがありました)の他に、101系グループ、冷改701が充てられました。池袋線配置の冷改701系は101系グループとは連結できず4+4の8両編成で運用されていましたが、時々編成がバラされて4両で狭山線で運用されることがありました。そのうちブログに出てくると思います。

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