昭和時代の西武鉄道 E42とE43によるホキ工臨、クモハ457と458 1982.9.24

451系 E43、E42 ホキ81 所沢 余話

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 西武電機E42とE43によるホキ工臨

西武の工臨を撮るのは難しかったです。
スジも情報も手元にありませんでした。

一丁パンタのE42+ホキ+ホキ+E43による工臨が所沢の中線に停車中。ASA400 f8 3sec  所沢 1982.9.24
一丁パンタのE42+ホキ+ホキ+E43による工臨が所沢の中線に停車中。ASA400 f8 3sec  所沢 1982.9.24
たまたま所沢でプッシュプル編成の工臨を見かけました。
どこから来てどこへ向かうのかはもちろん、発車時刻もわかりません。
この機会を逃してなるものかと夢中でした。
新宿線上りホームからの撮影です。

発車を待つE42ほか。ASA400 f5.6 2.5sec 所沢 1982.9.24
発車を待つE42ほか。ASA400 f5.6 2.5sec 所沢 1982.9.24
前照灯が点いて、新宿線の上り方面に出発するようです。

E43+ホキ+ホキ+E42 ASA400 f5.6 2sec 所沢 1982.9.24
E43+ホキ+ホキ+E42 ASA400 f5.6 2sec 所沢 1982.9.24
こちらは新宿線下りホームから。
所沢車両管理所(機関庫)でパンタを降ろして佇む姿はよく見ましたが、運用中の姿を撮れたのは嬉しかったです。

余話

露出計もない古い2眼レフの手持ち撮影です。
適当に絞って、シャッター速度をバルブにセットし、声に出さず「1・2・…」と数えました。
ミラーショックが無いのが良いのか、拙い撮影に関わらず何とか写ってくれました。

フイルムは長尺のトライXやネオパン400を切ってパトローネに入れた徳用詰めかえフイルムで、所沢ではプロペ通りの「さくらや」で290円で売っていました。36と書かれていますが40枚弱撮れることもありました。詰め替え作業中にフイルムが感光していたら苦労して撮影したものがすべて水の泡だからメーカー正規品しか使わないという人もいましたが、私は手が出ませんでしたし、幸いそうしたトラブルは起こりませんでした。

現像はさくらやで「現のみ」200円。ラボから戻ってきたネガを蛍光灯にかざして見ていました。早く見たくて帰りの電車の中で蛍光灯にかざしたこともあったような… たまにベタ焼きをお願いして710円。暗室を使えるようになったのはもっと後のことでした。安く済ませる方法があって本当に助かりました。

情報も金も機材も乏しかったとはいえ、夢中になれるものがあちこちにあったのは幸せでした。

西武451系クモハ457とクモハ458

左はクモハ458、右はクモハ457 下山口 1982.9.24
連結器にご注目。連結器の形式が分からないのですが、左のクモハ458の連結器は旧型国電や、351や551などの編成中で使用されるタイプです。一方右のクモハ457の連結器は直通管の取付穴がつき、軽量化が図られた近代的なタイプです。
また、右のクモハ457の「乗務員室」は白文字で、ねずみ色のクモハ458とは違います。

左はクモハ457、右はクモハ458 西所沢 1982.9.24
西所沢で上の写真とは反対側から連結部を見たところです。
「乗務員室」の文字は両車ともねずみ色に見えます。
クモハ457の「乗務員室」の文字色は、左右で違うということでしょうか。
雑な写真ですが、調査される方の一助になれば幸いです。



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