83年5月29日(日)の撮影行の3回目
第1回と2回はこちらです。
車両の一部を幕で仕切った「業務室」。
昔はしばしば見ましたね。
車両は記録がないのですが、恐らく池袋線所属の701系729Fの飯能方先頭車、クハ1729かと思われます。
(詳しくはこのページ下方の「余話」にまとめました。)
所沢駅4番線の幕式行先表示器「急行西武球場前」。 所沢 1983.5.29 |
この頃所沢駅ホームの行先表示器のまとめです。
同じ駅にパタパタ式と幕式の両方があり、表示器の無いホームもありました。
・1番ホーム(新宿線下り)…行先表示器無し。
・2番ホーム(新宿線上り)…パタパタ式。西武鉄道 1982年の日本シリーズ 西武球場前行き臨時快急10両 1982.10.26の2枚目の写真。
・3番ホーム(池袋線上り)…パタパタ式。西武鉄道 快急"奥武蔵"ヘッドマークを掲げた701系、5000系、新101系 1983.2.27の4枚目の写真。
・4番ホーム…幕式。
・5番ホーム…行先表示器無し。
101系6両編成による急行西武球場前行き。 所沢 1983.5.29 |
西武球場前を降りて右手に、当時はユネスコ村があったからでしょうかね。
1701列車 池⑦ 09:45→球10:25
1703列車 池⑦ 10:09→球10:45
1705列車 池⑦ 10:28→球11:06
1707列車 池⑦ 10:46→球11:26
上の101系6両の臨時急行で池袋から西武球場前へ行って、ユネスコ村からおとぎ列車のナローSLで遊園地前へ行って、西武遊園地から吊り掛け車4両の臨時快急で高田馬場へ行って、山手線の国鉄103系で池袋へ戻ってぐるっと一周したら楽しかったかも。
当時はどれも当たり前だったんだけど…
このあと多摩川線へ向かいました。(続く)
余話 クハ1729号車と思った理由
今回の「業務室」がクハ1729号車の車内と思った理由は次の通りです。
①つり革取付部
支柱が白く塗装されていて、つり革を下げるシルバーの横棒の支持部は壁からまっすぐ伸びた延長線上にあるこのタイプは701系と101系で見られます。
②車体番号
右上の車両番号部が下一桁「9」と読めます。
701系も101系も飯能方先頭車が奇数番なので飯能方先頭車、場所は池袋線上りホームでしょうね。
101系クハのうち、下一桁「9」はクハ1109、1119…と複数あります。
一方、この頃池袋線に配置されていたのを確認した701系は715F, 721F, 725F, 727F, 729Fでしたので、701系の場合729Fのクハ1729に絞られます。
③つり革の握りが三角形
下の写真は729Fクハ1729です。
暗くて恐縮ですが、三角形のつり革が認められます。
一方ネットで拝見した限りでは、101系は環状のつり革と思われます。
701系729Fクハ1729。つり革が三角形。(車内が見えるよう調整済) 飯能 1983.2.27 |
この日に撮った写真はこちらのページでご覧いただけます。
④客用ドアのガラス周りが黒Hゴム
クハ1729の客用ドアはガラス周りが黒Hゴムだったようです。
上のリンクの4枚目の写真でご覧いただけます。
こんなわけで、結論として、クハ1729の車内ではないかと思っています。
まとめるのに結構時間がかかったので、一応理由を書いておきたいと思いまして。
まあ、ちゃんとメモをとっておけばよかったですね…
0 件のコメント:
コメントを投稿