1982年10月10日、パ・リーグのプレーオフ第2戦が西武球場で開催されました。
西武球場前に並ぶ3ドア車。 1982.10.10 |
5番線と6番線は西武新宿からの直通電車。
5番は701系、6番は上の写真の赤電で、クハ1651形。
池袋方がクハ1651形の2連は457F、459F、461Fの3編成ですが、この頃457Fは池袋線配置だったので、459Fか461Fと思われます。
西武球場前は10両対応ですが、この日は6本とも8両編成で、10両編成を投入していないのが興味深いです。
新宿線の吊り掛け車8両で、編成は451系479F6両+2両です。
83年12月のダイヤ改正で、車両基地~支線間の回送を除くと、西武新宿線での吊り掛け車の運用は終わりとなりました。
吊り掛け車8両編成の快急運用は、競輪開催時の西武新宿~東村山間では83年12月の直前期まで見られたのに対して、西武球場催事時の西武新宿~西武球場前間の吊り掛け車による快急運用はそれよりも早くに冷改701系グループに置き換えられたように思います。
2000系は83年に8両固定編成が登場し、2両編成の2400番台が製造され、2000系6両固定編成に電連が取り付けられる工事の最中で、この頃西武新宿~西武球場前の快急運用には入りませんでした。
伊藤慎吾氏撮影の1990年の2000系の快急西武球場前行きの写真をネットで拝見し、いいなあ…見たかった…と思います。
吊り掛け車は冷房がないし乗り心地は新性能車ほどスムーズではないですけど、あの音。
モーターの唸り、よくわからない軋み。
魅力的で忘れられないです。
なお試合はライオンズが勝ってプレーオフ2連勝となりました。
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