E41形電気機関車の重連
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移動中のE44+E42。 所沢 1983.3.25 |
写真の先頭がE44、後ろがE42です。
所沢の構内を移動中でした。
E41形は41~44の4機です。
もともと「青梅鉄道が1926年(大正15年)10月、1927年(昭和2年)11月、1929年(昭和4年)10月の三度にわたって、イギリスのイングリッシュ・エレクトリック社へ発注・輸入した4両の電気機関車」(ウィキペディア「青梅鉄道1号形電気機関車」の項)で、その後国鉄を経て西武鉄道へ。
このころ既にE41は廃車されていて、42~44の3機体制でした。
写真のE42とE44はパンタグラフの数、前面向かって左側の小窓の有無、側面窓上の水切りの有無、車体側面のすその形、台枠の車輪周りや昇降ステップなどが異なっています。
またこの時はE42にはスノープロ―が取り付けられていました。
誘導の方の姿勢からすると、運転席前のデッキの柵の位置は低めのようです。
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西所沢方の引き上げ線から5番ホームへ進入するスノープロウ付きのE42。 所沢 1983.3.25 |
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5番ホームのE42+E44。 所沢 1983.3.25 |
学生さんが乗務員室をのぞき込んでいます…いいなあ、私も見たい(笑)
この2日前にも所沢でE41形の重連を撮っていました。
編成はE43+E42でした。
E43はE44と同じく2丁パンタですが、E44とちがって側面の6つの通風ベンチレータのふくらみがありません。
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E43とE42の重連。 所沢 1983.3.23 |
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スノープロウを付けたE42。 所沢 1983.3.23 |
E43は2023年現在、横瀬車両基地にカバーをかけて保存されていて、同所で開催される毎年恒例の「西武トレインフェスティバル」では他の保存車と共に公開されています。
E42は1986年に、E44は1987年に廃車となりました。
E44はネットによるとその後新鶴見機関区で保管されたものの2015年に同区より搬出され、2020年に解体されたようです。
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